胃がんの発生リスクを高める原因として、ヘリコバクター・ピロリ菌があります。
ピロリ菌は胃がんの他、慢性萎縮性胃炎や十二指腸潰瘍の原因でもあります。
胃がんリスク層別化検査(ABC検査)
ABC検査は、ヘリコバクター・ピロリ抗体とペプシノゲンを測定し、ピロリ菌の感染有無と胃粘膜萎縮度を調べる検査。
ABC分類 | ヘリコバクター・ピロリ抗体検査 | ||||||
陰性(-) | 陽性(+) | ||||||
ペプシノゲン検査 | 陰性(-) | A群 | B群 | ||||
陽性(+) | C群 | D群 |
2項目の結果の組み合わせで、胃がん発生のリスクを5種類の判定で評価する
※すでにピロリ菌を除菌している方はペプシノゲン検査単体での受診をおすすめします