おたふくかぜはどんな病気??
おたふくかぜは、ムンプスウイルスの感染によって発症する病気です。感染すると見た目がおたふくのようになることから「おたふくかぜ」と呼ばれています。このウイルスが内耳に感染することで、ムンプス難聴を発症することもあります。このムンプス難聴の治療は非常に難しく特効薬もないのが現状です。おたふくかぜは、大人になってかかると重症化や合併症を起こしやすいとも言われています。予防と周りの大切な方を守るためにも、予防注射を検討することをおすすめします。
感染経路
感染経路は主に、飛沫感染と接触感染があります。
飛沫感染は、感染している人が咳やくしゃみ、会話などからウイルスの含まれた唾液などがとび、周りの人がこれを吸い込むことで感染します。飛散したウイルスが目の粘膜から体内に侵入して感染することもあります。
接触感染は、感染している人と同じコップを使用する、ウイルスが付いた手すり・ドアノブなどに触れた手で、口や鼻、目を触ることで、粘膜から体内に侵入することにより感染します。体の表面についただけでは感染はしないので、こまめな手洗い、アルコール消毒をしましょう。
おたふくかぜの予防
感染してしまうと、現時点で特効薬などはないので自然治癒を待つことになります。感染しないためにも、予防注射が有効です。ムンプスウイルスの毒性を弱めた生ワクチンを2回接種することが有効とされています。
費用
製品 | 接種スケジュール | 費用 |
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初回、2回目(28日以上あける) | ¥13,200 (1回あたり¥6,600) |